マリネッラ ナポリ 丸の内 小林 のナポリ解体新書⑬
~Princiさん、美味し過ぎやしませんか・・・~
TYPE : Flow
DATE : Oct 30, 2022
マリネッラ ナポリのコラムです。
マリネッラはもちろん、イタリアやナポリにまつわる四方山話を徒然なるままに、マリネッラ ナポリ 丸の内 店長 小林がお伝えします。
マリネッラをご存じな方も、まだご存じではない方も、ネクタイ以外にも知っていただきたい「ナポリの魅力」を是非コラムでお楽しみください。
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マリネッラ ナポリ 丸の内 小林正弘
「いつも、フローエンスをご覧下さりありがごとうございます。 マリネッラ ナポリ 丸の内におります、小林と申します。 ナポリについては、下手の横好きですが、また以前のようにナポリに行けるようになる“その時に”役に立つ情報などなど、 織り交ぜられたら良いなぁなどと思っております。 駄文ですが宜しくお願い致します。」

こんにちは、マリネッラ ナポリ 丸の内 の小林です。
いつも マリネッラのブログ、FLOENS TOKYOをご覧下さり、誠にありがとうございます。
心より、御礼申し上げます。
さて、みなさま、如何お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
季節はあっという間に移り変わり、つい先日までの暑さが嘘のように、秋らしさ、むしろ冬を感じる日まで増えてまいりました。
そして、巷も秋の訪れと共に、食べ物がおいしい季節となります。私も食べ物には目がないのですが、以前にこちらのブログでも書かせて頂いた、日本に上陸を果たしたミラノの▶Princiにようやく行ってまいりましたので、そのご報告です。
思わず先にタイトルにも書いてしまったのですが、日本に上陸のPrinciさん、お世辞抜きで本当に美味しかったです。
みなさまも、近くに行きました際は、行ってみて下さい。
Princiの詳細は、▶以前のブログでも書かせて頂いたので、詳細は割愛致しますが
“Spirit di Milano ”というだけあり、ミラノスタイルをしっかりと踏襲する、ミラネーゼ御用達のカフェなのですが、特に、ここのこだわりのパンやサンドイッチがとにかく美味しいというお店です。
そして、そんなPrinciが日本上陸ということで、ずっと行ってみたかったのですが、ようやく行ってまいりました。

こちらの日本のPrinciは、代官山のT-SITEの一画にあるのですが、雰囲気良し、味良し、スタッフ良しの3拍子で、店内はまるで小さなミラノです。
どうやら、あの有名な某米国系コーヒーショップのスター●ックスが親会社のようで、なるほど、「さすが」の一言。
ミラノの店舗同様、パンの香り溢れる店内に、ガラスのショウケースにパンやケーキを並べて見せる様子はミラノのお店さながらで、ちょっとしたミラノ気分が味わえます。
また、もちろん店内で頂くことも可能ですが、持ち帰りもおすすめです。
そして、肝心な、何が一番美味しかったかというと、これです。
↓
“コルネッティ”
コルネッティと難しい名前が名付けられておりますが、いわゆるクロワッサン。
そして、ここのコルネッティですが、今まで食べたクロワッサンの中で一番好みでした。
クロワッサンといえば、メゾンカイザー、PAUL、オーバカナル、フォションなど多数の競合がしのぎを削るパン業界の“スター的存在のパン”ですが、Princiさん美味しいです。
何が美味しいかというと難しいのですが、フランスのそれでもなく、そして日本のそれでもない、やはりPrinciの考えるイタリアの“コルネッティ”というところにやられました。
そして、持ち帰りで当日食べ、また、翌日の朝も食べてみましたが・・・、さすがです。
翌日といえども、過度にバターが染み出すわけでもなく、そして、程よく硬さも残り美味。
また、コルネッティ以外もおすすめで、バゲット(トラディツィオーネ)、チャバタ、トルタディバナナ、ムーロビスコットも美味しかったです。
特に、“ムーロビスコット”は、完全にはまりました。日本語にすると、“ビスケットの壁”とでもなるのでしょうか。
名前の通り、ソフトなビスケット生地を板状に焼いた形状のパンなのですが、これが、朝に▶マキネッタで淹れたカフェラテと抜群に合いますので是非お試しください。
それでは、また次回に。お付き合い頂き、ありがとうございました。
丸の内にお越しの際は、是非、店頭にも遊びにいらして下さい!
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マリネッラ ナポリ 丸の内
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
営業時間:11:00~20:00
TEL : 03-3217-2871
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