大西陽一 / STYLE

イザイアのホワイトデニムは夏の救世主!スタイリングの悩みも一発解消。

TYPE : Flow

DATE : Jul 17, 2021

ワードローブの中にブルーデニムは、シルエットやブランド違いで数本入っていても、ホワイトデニムが入っていない人は意外と多いのでは?!

その原因は、「汚すのではないか?」という不安や「自分には似合わない」という先入観からきているのではないかと思いますが、冷静に考えればホワイトシャツと同じで、何にでも合わせられる超ベーシックアイテム。

とにかく、トップスに何を持ってきても、コーディネートが簡単にまとまります。ただし、唯一ホワイトシャツの場合は、素材やデザインを遊んだり、シャツの上にジャケットやジレ(ベスト)を着るなど一工夫する必要はありますが。

そのホワイトデニムが一番活躍するのが、やはり涼しげで上品に見えるこの時期。
今回のコーディネートは、ISAIA(イザイア)の名作と呼ばれているホワイトデニムでリゾートスタイルをコーディネート。

トップスと足元にはフレンチトラッドの代名詞とも言える、ボーダーのTシャツとエスパドリーユというリゾート用シューズを合わせました。

全体的にカジュアルな組み合わせですが、ホワイトジーンズが、程よいきちんと感と清潔感を醸し出しています。ここが、普通のブルーデニムだと、カジュアル感が強く出すぎてしまいます。

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トップスと足元にはフレンチトラッドの代名詞とも言える、ボーダーのTシャツとエスパドリーユというリゾート用シューズを合わせました。

全体的にカジュアルな組み合わせですが、ホワイトジーンズが、程よいきちんと感と清潔感を醸し出しています。ここが、普通のブルーデニムだと、カジュアル感が強く出すぎてしまいます。

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同じ様なボーダーTシャツに、ホワイトデニムという定番カジュアルスタイルが、ネイビージャケットを着るだけでこんなに雰囲気がガラッと変わるというサンプルがこちら。

ホワイトジーンズは、若い人しか似合わないと思い込んでいる方は、 この スナップを見ていただければ改心していただけますでしょうか…

これなら、銀座のバーから高級リゾートホテルのレストランでもフリーパス。

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ホワイトデニムと一口に言っても、デザインやダメージ加工の具合、また上の深さなど多種多様。その中で何を選ぶかは時間と経験がかなり必要ですが、イタリアでも大ヒットし日本人にも似合う!!と高評価なのがISAIA(イザイア)のストレッチ ホワイト デニム パンツ。

一度履くと日々のリピート率が高くなると言われていますが、その秘密はこのシルエット。
スキニーほど 細いピタピタではなく、ほど良くスリムでひざ下ストレートのシルエットは、日本人の足でも美脚効果がはっきりと出ます。ストレッチも効いているので、飛行機や車での長時間の移動でもストレスがほとんどありません。



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バックポケットには、小ぶりでステッチなどは入っていないので、ヒップ周りが ぼってりした感じには 見えません。 ブランドのアイコンのサンゴを刻印したレザーパッチは、 ラグジュアリージーンズの証。

人気のもう1つ写真では見せられなかった大切なポイントがあります。
それは、股上の深さ。

最近は、女性ものの様な超ローライズがあったかと思うと、クラシックなアメリカンヴィンテージのレプリカの様なハイライズがあったりと多種多様。

このISAIA(イザイア)のモデルは、絶妙なミドルライズ。丁度腰骨あたりにくる感じなので、 お腹の出っ張りが気になる方も 綺麗に履くことができます。


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フロントのファスナーの上には、オリジナルのメタルボタンが。所有者にだけしかわかりませんが、細かな彫り込みが施されています。生地は、夏のみではなく春・秋にも活躍できる厚みがありドライタッチ。最近のストレッチの超効いたジーンズにありがちな、ヌメッとした まとわりつく感じはありません。


  • 【Profile】 : スタイリスト / 大西陽一 氏
    「メンズ・イーエックス」「レオン」「メンズ・プレシャス」「アエラスタイルマガジン」などで スタイリストとして活躍。親しみやすい人柄とファッションに対して熱い情熱を自ら表現し、 多くの方から愛されております。エディターの一面も併せ持ち、アルソーレの代表も務めております。