大西陽一 / STYLE

梅雨のどんより気分を解消してくれる シーラップ のモッズコート

TYPE : En

DATE : May 22, 2021

梅雨時期はそれでなくとも気分が落ち込みがち。

油断して天気予報を確認しないで出勤したら雨が降ってきて慌てたとか、どんよりした天気なので外に出る気が起こらない…などなど。

今回はそんな梅雨のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる特効薬をピックアップしてみました。

こちらはSealup(シーラップ)のラインナップの中で発見した鮮やかなブルーのモッズコート。

この色は、イギリスの老舗ブランドではなかなか見つけられないイタリアならではのもの。これなら、天気が悪くても気分は晴れ晴れ。

少し大げさですが、色鮮やかなルネッサンス絵画を見るたびに心が洗われるのと同じ様に、美しい色やデザインは人をポジティブにしてくれると思いませんか?

  • ただ、梅雨を乗り切るコートとなると色が綺麗というだけでは片手落ち、特に機能面がしっかりしていないと実用には向きません。 その点も、このシーラップのコートはちゃんと対応済み。
    写真のように撥水加工が施されていますし、フードがついているので傘がなくても小雨程度なら短時間はしのげます。

  • 最近は前日の天気予報では予期できない、スコールのような急な通り雨に遭遇することが増えてきました。
    そんな時のためにこのコートは、専用の袋が付いていて軽量なのでお出かけバッグに忍ばせておいても苦になりません。
    車で移動している方は、この状態で車のダッシュボードに入れておけばいざという時に役立ちます。

  • このコートならではの機能が、背裏についた帯状の生地に腕を通すと肩がけできること。
    雨が急にやんで真夏の太陽が急に現れたときは、コートの水滴をバサッとひとはたきしてさっそうと歩き出すことができます。

このコートのデザインのルーツは、アメリカ軍が 採用していたフィールドパーカの「M-51」と呼ばれるものです。

トレンチコートと人気を二分するデザインで、前身の合わせはジッパーと ボタンが併用された比翼仕立て(ボタンが隠れる仕様)、フードが一体化されていて、斜めに付いた大きめのフラップがつくというのが特徴。

このコートがイギリスに渡り、1960年前後にロンドンを中心に流行したモッズと呼ばれた若者たちの間で制服のように着られるようになりました。

1979年にはモッズが主人公の映画「さらば青春の光」が日本で公開され、そのファッションが大ブームに。

そのためこのコートは、アメリカ名ではなくイギリス名で呼ばれることが一般的になったようです。(諸説あります)

シーラップのこのモッズコートは、イタリア流にカラーバリエーションを増やし、身幅、そで幅をシャープにし、すそ周りはモダンに見える様にオリジナルにあったフィッシュ テール(すその後ろ中心にあった三角に飛び出した部分)をカットしています。


  • 【Profile】 : スタイリスト / 大西陽一 氏
    「メンズ・イーエックス」「レオン」「メンズ・プレシャス」「アエラスタイルマガジン」などで スタイリストとして活躍。親しみやすい人柄とファッションに対して熱い情熱を自ら表現し、 多くの方から愛されております。エディターの一面も併せ持ち、アルソーレの代表も務めております。