マリネッラ ブリーフケース 1277 ブラック 新入荷

南イタリア、カンパーニャ州のナポリに本店を構えるマリネッラは、1914年の創業より110年超の長きに渡り、
「洗練された紳士の装いに必要な商品を提供する」
という理念のもと、主にネクタイを中心とした商品構成で今日に至るまで営業をしております。

そんなマリネッラ ナポリ本店においても、ネクタイをお求めいただくお客様は多いのですが、
実は、ネクタイに次いでご要望の多い商品として、革製品があります。

本国のイタリアにおいては、その革製品の取り扱い数も圧巻で、
特に鞄は、紳士物に限らず婦人物まで、ハンドバッグに始まり大型の旅行用鞄など、数多くの取り扱いがございます。

そして、今回はその鞄の中から、シンプルさと使い勝手の良さから、
イタリアでも好評をいただいている、ブリーフ ケース1277のブラックが、新入荷しました。

こちらのブリーフケース1277ですが、その出で立ちは、まさに“イタリア的な実用書類鞄のあるべき姿然” としたモデル。

無駄なものが全て取り払われたミニマルなモデルは、
「これまで、あるようでなかった、そして、なかなか見つけることのできなかった」
というような、かゆいところに手が届く、良い意味で“シンプルなブリーフケース” であるところがポイントです。

イタリアのビジネスマンが好んで携える、この手のブリーフケースですが、
中でも、特に装いに一過言ある洒落者が多いと言われるナポリ。

その様子は、イタリアの北部から、ナポリを経由して南下する夜便のユーロスターの1等車には、
地元ナポリで仕立てた注文服を着こみ、トローリーバッグに上質なブリーフケースを携えた、
出張帰りの洒落者ナポリ人ビジネスマンも多く乗車し、そのほとんどは、“ナポリ中央駅で下車をするのが慣例” と言われるほど。

それは、一見すると、何てことの無い鞄だけれど、その見た目の内面には、シンプルさと上質さという、最強の “品” を備える、
この一体感こそ、全体のエレガンスに通じるものではないかと、考えさせられるようなブリーフケース 。

高さ 約30㎝ × 横幅 約40㎝ × マチ 約10㎝の、A4サイズがしっかりと収まるサイズを持ち、
ワンコンパートメントの内部は、幅や容量のあるものの収納にも最適。

また、型押しの牛革素材は、少々のキズは気にならない勝手の良さも備えた、質実剛健さも魅力です。
着脱式のショルダーストラップを外し、ハンドルを持って携えるも良し。

また、イタリア人が好んでする、冬場にアウターを着た上から、ショルダーストラップを短くして、
“スーツスタイルに斜め掛けをする” のも、こなれた雰囲気でもお楽しみいただけます。

最新鋭のテック系の近代素材ではないけれど、また、手の込んだモノグラムやカリグラフィも持ち合わせて無いけれど、
一番に引き立たせなければならない “物ではなく者” を引き立たせるべく備わった、
慎ましさの中に見え隠れするエレガンスは、携える方の個性を最大限に引き出してくれることと思います。

現在ブリーフケース 1277 は、FLOENSの他、丸の内の店舗で展開中です。