E.MARINELLA

究極にこだわったソリッドタイ
“UNITA originale”

TYPE : Flow

DATE : Dec 10, 2023

今回は"UNITA originale(ウニタ オリジナーレ)"入荷のご案内です。

マリネッラ セッテピエゲ アンティーケ スフォデラータ ソリッドタイ UNITA originale
何の変哲もない綾織りのジャカードシルク生地だからこそ、その仕立ての技術力の高さ、シルク素材の品質など、タイ全体のその良し悪しが全面に露見される誤魔化しの効かないソリッドタイ。素地本来の醍醐味をも楽しめる、そんな奥深さを備えたタイに思います。

一見すると、ただのソリッドタイ。しかし、私どもマリネッラのソリッドタイには、中々、表立っては主張されることのない、数々の見どころが点在します。

まずは、やはり何の変哲もない綾織りのジャカードシルクだからこそ、その素材の良し悪しがダイレクトに表に出るという側面。

そして、いくら素材が良くても、その仕立てが良くなければ、“額縁の無い絵画”と一緒で、映えないことは自明の理。

そして、そんなタイにおいて要となるポイントを、見事に具現化したソリッドタイこそ、今回ご紹介する"UNITA originale"です。

やや硬めのジャカードシルク生地を、昔ながらのスフォデラータ仕様(裏地無し仕様)で仕立てており、その剣先の手作業によるハンドロール仕上げや、結び目から剣先にかけての立体感なども見どころの1つ。

実は、このスフォデラータ仕様(裏地無し仕様)、以前は、本国のナポリでもスミズーラ(オーダーメイド)のみでしか扱わなかった、特別な仕様でもあります。

そして、仕立ても内側に折り込まれるヒダ数の多い、昔ながらのセッテピエゲ アンティーケ仕様といった、懐古主義的な雰囲気が伺える点もポイントです。

その昔、創業された当時は、マリネッラの主力商品はシャツでした。そして、より高品質なシャツを作るために、パリから優秀なシャツ職人を呼び、技術指導に当たってもらいました。そして、そこで習得したフランス仕込みのシャツの仕立て技術を、タイの仕立てに転化させたのが創業者のエウジェニオ・マリネッラ。


エウジェニオ・マリネッラ
1939年、ロンドンへと向かう途中、イギリス海峡付近の船上でエウジェニオ・マリネッラを収めた貴重な一枚。1914年6月26日に揺るぎない勇気を持ってナポリのヴィットリア広場前にマリネッラをオープン、その当時の主な商品はシャツでした。その後、シャツを作る中で習得した、フランス仕込みのシャツ作りの技術をタイ作りにも生かし、「必ずやタイがマリネッラ家を導く光となること」を信じ、店を守り続けます。マリネッラ社現社長のマウリッツィオが ”奇跡” とも表現する、これまでの109年に渡るマリネッラの軌跡は、4代目となるマウリッツィオの息子であるアレッサンドロにより、脈々と引き継がれています。

ナポリや英国だけでなく、どこかフランスのエスプリさえも感じさせるソリッドタイ"UNITA originale"

それは、1914年の創業より109年の時を経た現在も、多様な要素のエレガンスを、まるで点と点を結んで行くかのように継承してきた、ナポリのマリネッラが生み出すエレガンスが故だからなのではないでしょうか。

そんな、“故きを温ねて新しきを知る”ソリッドタイは如何でしょうか。

現在、 "UNITA originale"は、フローエンス トーキョー、マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン・丸の内の各店舗にて展開中ですので是非ご覧下さい。


マリネッラ セッテピエゲ アンティーケ スフォデラータ ソリッドタイ UNITA originale


  • emarinella-tokyo
  • マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン

    東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア1F
    営業時間:11:00~20:00
    TEL : 03-5413-7651
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  • E. MARINELLA-Mrunouchi
  • マリネッラ ナポリ 丸の内

    東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
    営業時間:11:00~20:00
    TEL : 03-3217-2871
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