マリネッラ的解釈のベリーブリティッシュ
“ PIED DE POULE(ピエドプール)” の新入荷。
TYPE : Flow
DATE : Feb 20, 2024
いつも私どもマリネッラのブログ、公式オンラインストアFLOENS TOKYOをご覧下さり、誠にありがとうございます。
心より、御礼申し上げます。
さて、みなさま、年が明け、早くも2月も下旬に差し掛かっておりますが、如何お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
私どもマリネッラにとりましては、2024年の年は、1914年6月26日のナポリ本店の創業より、110周年の節目の年を迎えることとなります。
これもひとえに、皆々さまのご愛顧の賜物と、この場を借りて、心より御礼申し上げます。
そんなナポリにあるマリネッラ本店ですが、1914年の創業より100年を超える長い年月の間には、2度の世界大戦や、既製服の台頭など、様々な時代の変遷や荒波を経て現在に至ります。
また、創業当時より変わらず、品質を守り、“イタリア流イギリス様式”を貫き、その源流ともいえる、イギリス様式のエレガンスを踏襲しながら、紳士のエレガンスを探求し続けています。
そして、その“イタリア流イギリス様式”の紳士のエレガンスを、ナポリ的に解釈した“マリネッラのエレガンス”とも言うべきハウススタイルを、創業者のエウジェニオ・マリネッラから始まり、ジーノ、マウリッツィオ、アレッサンドロへと4世代に脈々と紡ぎ、今日に至るまで継承をしております。
さて、この度、そんな生粋のナポリの出自ながら、イギリス様式のエレガンスを源流に持つマリネッラから、同じく、イギリスを代表する柄である“グレンチェック”とともに、紳士のエレガンスの中では欠かせないネクタイの柄の1つである、“千鳥格子柄”のタイが入荷致しましたので、ご紹介させて頂きます。
日本では、千鳥が群れを成して飛ぶ姿を連想させることから“千鳥格子”と呼ばれ、和装や和柄の中では、千鳥がモチーフの柄は、
「千どり→千どる→千を取る」
と読み替えられたことから、古来より“勝負事に大変縁起の良い柄”ともされてまいりました。
また、本国のイギリスにおいては、その柄の形状が、“猟犬の牙の形”のように見えることから、ハウンドトゥースと呼ばれます。
そして、私どもマリネッラの本店があるイタリアにおいては、その柄の形状が、“雌鶏の足跡”を連想させることから、フランス語由来により、“ピエドプール”と呼ばれます。
そんな雌鶏の足跡を思わせる“ピエドプール(千鳥格子柄)”ですが、ジャカードシルクに細かく織り込まれたその織り柄は、遠目ではほぼ無地に見えることからも、その汎用性の高さと、使い勝手の良さはお墨付きです。
また、何と言ってもその醍醐味は、織り柄の色のコントラストによって生み出される“馴染みの良い色”にあります。
白のベース地に組み合わされる、強くもなく、弱くもなくの適切に中和されるそれぞれの織り柄の色は、何ともイギリス的であり、また、同時にナポリ的でもある。
マリネッラが考える“イタリア流イギリス様式”を体現すると、「このような雰囲気に仕上がるのだな」ということが、自ずと理解できる。そんな面持ちのタイでもあります。
スーツだけでなく、マウリッツィオ・マリネッラが、時折ナポリ本店の店先で見せるような、ナポリスタイルの“紺ジャケットの装い”にもピタリと溶け込む、上品なマリネッラのエレガンスが満載の千鳥格子柄 “ピエドプール”
これからの暖かな春先の装いに如何でしょうか、桜の花が咲く頃の装いにも最適です。
“PIED DE POULE(ピエドプール)”は、FLOENS TOKYO・マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン・丸の内の各店舗にて展開中です。ぜひこの機会にご覧ください。
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マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア1F
営業時間:11:00~20:00
TEL : 03-5413-7651
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マリネッラ ナポリ 丸の内
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
営業時間:11:00~20:00
TEL : 03-3217-2871
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