ベルトに情熱を注ぎ込み続ける
『ANDERSON’S(アンダーソンズ)』
Jul 01, 2024
古代ギリシャ時代に「バルテウス(BALTEUS)」という剣を吊る革具があり、これがベルトの始まりとも言われ、時代と共にデザインを変化しながらも、今なお腰回り彩る装飾品として受け継がれています。
現在では、数多くベルトファクトリーブランドが存在していますが、伝統を基に”高品質”という基準を守り続け、一本一本丁寧に作り続けているベルトはANDERSON’S(アンダーソンズ)の特徴とも言えます。
もともと、創業者のカルロ・ヴァレンティ氏は、”パルマのレザー職人”としての経験を積んでいる為、革素材はトップタンナーから仕入れるなど、選りすぐりのなめし工場から常に促されています。
イタリア北部の都市パルマの自社工場で100%製作されているANDERSON’S(アンダーソンズ)のベルトは、熟練した職人達によって監督されており、始めから仕上げまで全て手作業。
生産の工程では、裁断の際に素材もしっかり確認し傷などが入らないように、目視しながらカットしていきます。ベルトの中につかう芯材も牛革を使用し、糊付けの際にも自然成分のものを使用するなど、細部まで強い想いを持って作り上げられます。
また、糊付けは通常であれば貼り合わせ後にすぐに、縫製に入るなど納期や効率を重視する中、2日は乾燥期間を置き、見えない部分にも手間をかけ、クオリティに強いポリシーを置いています。
縫製の丁寧さも注目すべきディテール。ステッチのピッチが均等なのは当然ながら、レザーを挟み込んで縫い上げるにも関わらず、柔らかく縫製されています。無理なテンションがかからず、帯は真っすぐ伸びて編み込みは均一。安定したフィット感を与えてくれます。
ベルトのコバに対しても拘りがあり、通常は2~3回コバを塗布し仕上げに入る中、8回塗布してからフィニッシングの仕上げに入るなど多数のプロセスを得ています。
細かいところではベルトホールにも色を塗布するなど他ブランドでは、スキップしてしまうとこにも手間をおしまない姿勢を持っています。
ANDERSON’S(アンダーソンズ)の製品は、想像以上の工程があり、どんなにコストが掛かっても、クオリティを損なわず、さらに品質向上の情熱をもって、仕上げられております。
そんなモノづくりに対する真摯な姿勢が、アンダーソンズのベルトの抜群の耐久性と高級感に繋がっており、”made in Italy”の名に恥じない製品作りが守られています。
アンダーソンズのベルトは、細部まで拘りを持ち、丹念に作られています。そんなアンダーソンズのベルトをぜひご覧ください。