黄金比率のドット柄 “POIS MEDIO” (ポアメディオ)が再入荷！

TYPE : Flow

DATE : Apr 28, 2024

みなさま、ゴールデンウィークも目前となりましたが、如何お過ごしでいらっしゃいますか。
さて、今回は、ドット柄入荷のご案内です。

私どもマリネッラで、ドット柄と言えば、やはり、マリネッラのナポリ本店の顧客であり、そして、イタリア屈指の洒落者としても名を馳せた、イタリア共和国の元首相が愛用の“紺地に白色の細かなピンドット柄”が、まずは思い浮かぶのではないでしょうか。

確かにその通りであり、私どもマリネッラにおいても、また、紳士のクラシックな装いの中においても、“他に代わりがない”と言っても過言ではないほど、重要な柄の1つであります。

しかし、私どもマリネッラには、実は、この細かいピンドット柄だけでなく、様々な径や間隔のドット柄のパターンが数多く存在します。

また、ドットが細かいほど“堅さ”が増幅するとされるドット柄ですが、俗にいう“ウエルドレッサー”と呼ばれるマリネッラのナポリ本店の顧客の方々の中には、ジャンニ・アニエリ、ルカ・ディ・モンテゼモロ、ラポ・エルカンなど、今回ご紹介するような、“大きめの径と間隔のドット柄”を愛用する方も多くいらっしゃいます。

そして、このドット柄は、これらのナポリ本店顧客の方々を始め、欧州経済を牽引する影響力を持ち、イタリアの経済の第一線で活躍されるようなビジネスパーソンの襟元に締めるタイとしても、洋装文化の栄えたヨーロッパ諸国では、その昔から確固たる地位が確立されているそうです。

また、同時に、その“隙の無い”四角四面のクラシックなスーツスタイルの装いに、“適度な柔らかさ”という“華”を補える、計算された緩急のアクセント付けをできる柄としても、ドット柄は古くから重宝されています。

やはり、何と言ってもこのドットタイの最大の魅力は、重厚なクラシックスーツに合わせた際の“緩さ”を嫌味なく表現できる点が、一番の醍醐味であるのではないかと思います。

「ネクタイを着用するということは、フォーマルな場に限ったことではなく、その場所と、そこにいらっしゃる方々に、敬意を払うという意味合いがある」

これは、私どもマリネッラのナポリ本店の3代目オーナー、マウリッツィオ・マリネッラが常々、口にする言葉です。